受験はやる気で9割決まる。

京都大学工学部に現役合格後、起業し現在は従業員100人規模の会社を経営している管理人によるブログ。受験は勉強法や裏技・テクニックを使うまでもなく、やる気で9割決まります。このやる気をどうデザインしていくかをお伝えするブログです。

名言でやる気は出ない、ストーリーだ。

どうも、中井です。

久々の投稿になります。

 

最近は僕が経営している会社が予想以上に成長し

そちらの方にかなり手を取られており、こちらのブログが更新できていませんでした。

 

今は人材系の会社をやっていますが、

受験生への教育事業を1年以内に必ず立ち上げますので、

こっちに力をガンガンいれていこうと思います。

 

 

では、本題に入っていこうと思います。

タイトルの通り、今回は名言について話をします。

 

受験勉強は悪魔でゲームなので、

戦略を知って、やる気さえ保てれば必ず合格できます。

ですが、なかなかやる気を保つのが難しいのが受験。

というより仕事もなんでもそうですが、面倒だけど効果的なことって

なかなかやる気が出ないものです。

 

なので、やる気というのは死ぬまでずっと付きまとってくるので、

いかにこのやる気と付き合っていくかについてこのブログでは話していきます。

 

 

今回は、名言についての話。

よく、やる気の上がる名言とか、色々ありますよね。

「受験 やる気」とかで調べてみてください。

やる気をあげる名言。〜に送る偉人の名言〜選。

みたいな記事が大量に出てきます。

 

僕もこれは受験時代によくそういった名言をみて、

それを待ち受けにしたりしてました。

見た瞬間はやる気は上りはするのですが、だいたい次の日になれば忘れてます笑

 

 

名言はよくやる気をあげるために利用されることが多いのですが、

名言を見てやる気が上がることは、基本的にありえません。

 

一時的にテンションが上がることはあっても、

長期的にやる気を保つことはできません。

 

これを理解するには、

テンションとモチベーションの話を理解する必要があります。

簡単に言うと、テンションはあなたが思う通りのテンションです。

テンションが高い、低い、といった形でよく使う言葉です。

 

そしてモチベーションというのは「動機」です。

つまり頑張る理由のことです。

モチベーションは明確にするものであり、追求していくものです

なぜ自分がこの大学に合格したいのか、なぜ頑張るのか、といった答えが

モチベーションへと繋がります。

 

テンションは、上がれば、下がります。

ずっとテンションが高いというのはありえません。

モチベーションは、上下ではなくどれだけ明確で腹落ちしているか、で決まります。

 

 

つまり、テンションをあげにかかっても、

結局は下がるので意味がありません。

逆にテンションが下がっていても時間が立てばまた上がってくるので、

気にする必要はありません。

 

僕が言うやる気というのは、

テンションではなくモチベーションの方です。

 

偉人の名言といった言葉は、とてもかっこよく、

わかりやすく頭に入ってきます。

ですが、これはテンションの方で、モチベーションの方ではありません。

 

その偉人のモチベーションは、名言といった部分的な言葉では

見えてくるはずがないからです。

断片的に切り取ったものを見て、テンションが上がるだけのパターンが多いので、

名言を見てやる気をあげよう、というのはおすすめできません。

 

僕がおすすめするのは、名言ではなく、ストーリー(伝記)を読むことです。

その方がなぜその人がそこまで頑張ったのか、動機は何なのか、が手に取るようにわかります。

 

例えば、ソフトバンクの孫さんであれば、

竜馬がゆく」を読み感動し、一度きりの人生、自分も大きなことを成し遂げたい、熱く生き抜きたいという想いで、16歳の時に渡米しています。

 

渡米してからも、寝る時間以外も勉強をし、

肺炎になったことも気づかないレベルで勉強をしていました。

父が吐血し入院する際に渡米したこともあり、勉強をサボると罰が当たるという理由があったり、自分の夢があったりと、色んな理由はありますが、そういった背景があります。

ちょうどその部分を話している動画があったので、こちら貼っておきますね。

 

孫正義】物理的な限界を超えるくらい僕は勉強した。食事の時も必ず片手に教科書を持って食べていたし15分しか自由な時間はなかった〜

 

 

そういったストーリーを理解すると、自分自身も感情移入して、

震えるほど感動したり、俺もこうなりたい!!と思えたり、

頑張る理由が発見できたりします。

 

こういったモチベーションは長く続くので、

是非名言を見てテンションをあげるのではなく

ストーリーを知ってモチベーションをあげてください。

 

それでは、今回はこれで終わります。

また次も読んでくださいね^^