受験はやる気で9割決まる。

京都大学工学部に現役合格後、起業し現在は従業員100人規模の会社を経営している管理人によるブログ。受験は勉強法や裏技・テクニックを使うまでもなく、やる気で9割決まります。このやる気をどうデザインしていくかをお伝えするブログです。

勉強法が確立されるプロセス

どうも、リュウです。

記事の更新がかなり遅くなってしまいました。。

 

本当は3日に1回は更新したいところだったのですが、バタバタしてしまっていて更新できずでした。ここから気を引き締めて更新していきますね。

 

基本的にはこのブログでは、勉強をすることの本質や、人が成長するってどういうことなのかとか、そういうかなり本質的で抽象度の高い話をしていくことが多くなると思います。

 

裏技とか、勉強法とか、そういったものは専門的にやってくれている人がいらっしゃるのでそういう人たちにお任せしようと思います。

 

 

ですが、今日は「勉強法」についてお話しようと思います。この勉強法といっても、絶対〜できる勉強法、最短で〜〜勉強法とか、そういう類のものではありません。

 

基本的に勉強法というのは、「スタイル」みたいなものなので、人によって必ず変わります。自分にしっくり合うものが見つかってくる、という感じなのであんまり浅いことを話したくはありません。

 

 

自分が最も効果が出る勉強法というのが、

どういった形で出来上がるのか、これについて

今日はお話していこうと思います。

 

 

で、今回の話をしれば、ネットや本や友達がやってる勉強法にまどわされたり、自分のやっていることに自信がなくなったりすることがなくなります。

自分の勉強法が出来上がるまでには、決まった法則があるから、自分が今どこにいるかが分かっていれば、今勉強法が確立していなかったとしても安心できるので、無意味に焦ったりすることがなくなります。

 

 

そして繰り返しになりますが、絶対に合格できる勉強法や、誰でも暗記できる、数学で9割が取れる、勉強法なんて存在しません。これって普通に考えておかしいんですよね。

 

スポーツで例えるとわかりやすいんですが

例えば野球で言うと「誰でも打率3割を超えれる練習法」とか存在しないことってわかりますよね。

 

人によって体型や性格も色々違うので、

誰でも同じ結果を出せるノウハウ(プロセス)なんてありはしないんです。それがあれば全員プロ野球選手になってます。

 

 

勉強も同じで、人によって性格もスタイルも考え方も、全く違います。なので、人それぞれやり方が違ってあたり前なんです。

 

逆に、何おいても「自分のスタイルを持っている」人が基本的にうまくいっていることが多いのです。なので、いかにして自分が最もやりやすい勉強法を身につけるか、が大事なのです。

 

数学の勉強の仕方も、

ひたすら問題集を時まくる人もいれば

教科書を読み込んで基礎から理解する人もいれば

学校の授業を聞いてじっくり理解していく人もいれば

1つ1つの単元をじっくり解いていく人もいれば

全体をさっと学習して何周もする人もいれば、

本当に人それぞれで、そこに善悪なんてありません。

 

本人がそれでやりやすかったり、結果が出ればいいのです。

大事なのは、「自分の勉強法を確立すること」です。

 

なので、それをどうやって確立していけばいいか、についてお話をしていきますね。

難しかったら、どしどし質問してくださいね!

それくらい、この話している意味がわかれば、楽になりますから。

では、話して参りましょう。

 

人の成長プロセス

 

まず人の成長プロセスについて話します。

人がどうやって成長していくか。これを話す先生はほとんどいないんじゃないでしょうか?

 

いろんな説もありますし、いろんな本や情報はありますが、僕が実際に体験したり教えて結果がでた人を見ていると共通している法則があります。

 

それは、

 

「足し算→引き算→掛け算」

 

の順番で人は成長していく、ということです。

具体的に話していきますね。

 

「足し算」

というのは、ひたすら足していく、ということです。

こんな勉強法、あんな勉強法、これが効果的、あれが効果的、あれをしてみようこれもしてみよう、こんな情報を聞いた、あーだこーだ、、、、と、

ひたすらに増やしまくります。とにかくやれることをやりまくります。ここはひたすら質ではなく、「量」です。量をパンパンに上げていくフェーズです。

 

大量行動がキーワードです。とにかくいいと思ったことを試しまくってみてください。うまくいく、いかないはさほど重要ではありません。とにかくやれることを100でも200でも試して見ます。そうして経験をどんどん貯めていきます。

 

 

そして、

「引き算」のフェーズに入ります。

ここから自分の勉強法というのが出来上がってきます。

ずっと色々試していく中で、次は引いていきます。これは違うな、あれも違うな、

これはやりにくい、自分に合っていない、と。削って削って、どんどんコンパクトにしていきます。

もったいないと思うかもしれませんが、一度増やしてから減らしていく事に意味があります。もし増やす前にいきなり一番いい勉強法を探し始めると、結果が出なかった時に、あれがいいんじゃないかな、これがいいんじゃないかなと色々と迷い始めます。

 

なので、やれるだけやりまくってから削っていきます。そうやると、他の人がうまくいってるような方法も、あれは俺のやり方ではないから、と動揺することはありません。

 

この段階で色々新たな勉強法が出てくるかもしれませんが、基本的にここで見えてくる勉強法はうまくいかないことがほとんどなので、削られていくことに耐えていきます。

 

 

 

ここで大体の人は苦しみます。

「俺って全然できないじゃん。。。」とか「何をやってもうまくいかない。。。」とか、自己否定が始まるのです。

ですがこれは進化うる上で必要な段階なので、悩む必要はありません。余分な情報がカットされてコンパクトになっていると、プラスに捉えていきましょう。

 

そうして、必要なもの、自分に合うものだけが残っていきます。

 

 

そうして、次が

「掛け算」のフェーズです。

 

この掛け算の段階では、自分の軸がある程度できあがっています。引き算の段階で自分に合うスタイルというのがある程度見えてきているので、軸がはっきりしてくるんですね。

 

そして、これまでやってきたことや、自分にうまくいく勉強法と、他の方法が掛け合わされていきます。最初はうまくいかなかった勉強法も、自分の軸ができた後にそれとミックスさせるとかなりうまくいったりします。

そして、掛け合わされていくと、より自分にしかない勉強法になっていきます。

 

 

これは、人によって本当に変わるので、

足し算引き算掛け算の段階を踏んでいない人が、いきなり掛け算の段階まで行った人ノウハウを真似してもうまくいくはずもないのです。その勉強法やスタイルにたどり着くまでの道のりが、その勉強法の確信度に変わるからです。

 

結局方法というのはどうでもよくて、大事なのはそこにいかに確信を持って取り組むか、なんです。どれだけいい方法が合ったとしても、そこに対して疑問を持っている状態でやってもうまくいく可能性なんで0です。

 

僕が昔勉強法を教えていた時は、自分の掛け算までいった後のものを、足し算のフェーズにいる受験生に教えていたので、うまくいかない人もいました。今になってはなぜそれでうまくいかない人がいたのかが理解できます。

 

 

表面的なノウハウで勉強法(自分のスタイル)は確立されません。

 

 

全ての成長は、

足し、引き、掛け、の手順を踏みます。

 

なので、今あなたがどこにいるかを確認し、

このフェーズに沿って勉強法を探していくと、相当良い勉強法が見つかるはずです。

 

ほとんどが、足し算のフェーズにいると思いますので、

一旦もう限界ってところまで足してみると良いですよ。そこまでいって初めて引き算のフェーズへと移動していきますので。

 

 

焦らず、浅いノウハウに頼らず、自分のノウハウを見つけていきましょう。

 

 

今回はこれで終わります。

質問等あれば、いつでも連絡ください。

 

P.S.

最近やっている無料コーチングがかなり手ごたえがよく、受験生の人たちに好評をいただいています。かなりエネルギーを注ぎ込んでやっていますので、興味ある人がいれば気軽にメッセージくださいね!