受験はやる気で9割決まる。

京都大学工学部に現役合格後、起業し現在は従業員100人規模の会社を経営している管理人によるブログ。受験は勉強法や裏技・テクニックを使うまでもなく、やる気で9割決まります。このやる気をどうデザインしていくかをお伝えするブログです。

本当に、「合格」が欲しいのか?

 

どうも、リュウです。

今回は、超そもそも論について話をしようと思います。

 

僕は受験指導という看板で

たくさんの学生に関わっていますが、

本当にしたいことは、

学生を合格させることよりも、

 

 

自分の人生を完全に肯定し、

真っ直ぐ人生を楽しめる。

そんな学生を一人でも多く生み出したいと思っています。

 

これを言うと反感が生まれるかもしれませんが、

僕は大学受験の合格よりも、

はるかに価値があると考えています。

 

 

そして結果として、

自分が行きたい大学に行ける可能性も上がれば

ほとんどの学生が遊んで終わってしまう大学生生活を

自分のしたいことや成長に繋げられるはずです。

 

 

みんな

「〜大学に行きたい!」

「〜大学に落ちたく無い!」

と強烈な願望を抱いています。

受験に失敗したらそれこそ人生終わり

みたく思っている人もたくさんいると思います。

 

僕自身も受験勉強に落ちたら

人生が完全に終了するんじゃないか、

とんでもない、取り替えしのつかないことになるんじゃないか、

と思っていました。

 

 

そして、大学に受かれば、

一切の悩みなく、楽園のような

生活が継いでいくんだろうなと、

本気でそう思っていました笑

 

 

しかし、僕自身が京大に合格して

数ヶ月してから思ったのは、

「飽きたな、、」という感覚でした。

これがしたいという理由なしに、

なんとなく京大、という理由で入った僕は

大学に入ってからのモチベーションが一切なくなってしまったのです。

 

 

あれほど欲しかった合格は、

手に入れた大学生活は、

手に入れてみると、予想を超えて地味でした。

 

このままで将来大丈夫か

という不安なんてがっつりつきまといます。

なにしてるんだろう、俺、

このままでいいのかな、とか笑

 

 

そんなこんなで僕は起業し、

経営者として活動をしていくことになり

大学での勉強からは遠ざかり、

 

 

今は自分が貢献できることで、

充実感を持って毎日生活できています。

 

僕は運良く起業という選択がうまくいき、

楽しく毎日生活を自分なりにはできているわけですが、

そうではない人たちもたくさんいます。

というよりそういう人たちの方が多いのです。

 

 

一体、あれほど恋い焦がれた大学入試合格は

いったいなんだったのだろう、と

いつもいつも僕は考えていたんですね。

 

 

そして、今このブログを読んでくださっているあなたに

考えて欲しいことがあります。

このブログをここまで読んでいるということは

大学入試に合格する、という表面上の結果だけで

受験を見ていないかなりレベルの高い人だと思うので、

あえて難しい質問をしてみます。

 

 

本当にあなたがほしいのは、合格ですか?

 

 

「いやいや、そりゃあ合格に決まってるでしょ!!」

と思うかもしれませんが、

人は感情でしか動くことはできません。

 

人が何かを目指して動く時は、

その奥に感情があるのです。

 

僕は趣味でマラソンをしていて、

フルマラソンを数ヶ月前に走ってきました。

その時僕は、フルマラソン完走が欲しいというよりは

そのゴールをしたあとの達成感が欲しかったのです。

 

達成して、うおおおおって感動したい。

そんな感情が欲しくて僕はマラソンをしています。

 

それを達成することにより

絶対に得られる感情があるのです。

それが明確にならない限り

大学に合格したとしても、同じようなループで一生をすごすことになります。

 

もし、大学に合格して

自信をつけたいのであれば、

別に合格だけではなくて

自信をつける方法はたくさんあります。

 

ばかにされたくない、

がっかりさせたくない、

という感情なら、

それを叶えるのは本当にその大学に受かることだけでしょうか?

他にもあると思います。

 

 

だから、

今一度考えて見て欲しいのです。

 

例えば自信が欲しいなら、

大学に合格しても、

大学に入ったらそこでもすごい奴らはたくさんいて

そこでまた比較して自信がなくなるパターンはよくあります。

(僕がそうでしたから笑)

 

 

結局自信をつけるためには、

ありのままの自分の価値を受け入れ

自分を完全に承認する必要があるのです。

 

 

それができれば

どこの大学にいっても

「俺の価値は変わらない」と胸を貼って

自信を持っていきていくことができます。

 

 

大学合格、

というのはもちろん大事ですが、

一つのツールでしかないのです。

これが人生の目的では絶対にありません。

 

 

だからこそ、

一度、考えて見て欲しいのです。

もし分からなかったり、

出てこなければ、

気軽にメッセージ、コメントください。

それは一緒に考えることで確実に出てきますから。

 

 

それが出てくると、

不思議と勉強に前向きに取り組めるようになるんですね。

ほとんどの人は、このプロセスなしに

とにかく合格だ合格だ、落ちたらやばいぞと

煽りに煽ってメンタルがぶれぶれの状態で勉強し、

周りの人たちも同じように煽って行きます。

 

 

多感な思春期でこんなアプローチで勉強したら

つまんなくなるに決まっています。

勉強は本来楽しくて、自分の世界を広げてくれる

最高のツールなのです。

それが、受験のせいで嫌いになるのは、

個人的になんとしても避けて欲しい、と思っています。

 

そこの手助けをしたい、

というエネルギーが僕の中で

最近ものすごく高まっています。

 

なので、

ぜひこれを機会に、

合格が本当に欲しいのか?

合格の先にどんな感情を求めているのか?

を考えて見てください。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。