受験はやる気で9割決まる。

京都大学工学部に現役合格後、起業し現在は従業員100人規模の会社を経営している管理人によるブログ。受験は勉強法や裏技・テクニックを使うまでもなく、やる気で9割決まります。このやる気をどうデザインしていくかをお伝えするブログです。

満足感ではなく充実感を求める。

どうも、リュウです。

今回は満足感と充実感についての話をしようと思います。

 

ほとんどの人は、満足感を得るために、必死で努力をします。

これがほとんどの悩みの元凶なのですが、とにかくほとんどが満足感を得るための努力なんです。

 

満足を得るために、満ち足りるために、

誰かよりもテストの点数を取りたいし、模試の結果で友達のだれだれに勝ちたいし、一流大学に合格したいのです。

 

そして、ほとんどの人は満たされていないから常に満たされることを考えます。誰かに勝ちたい、負けたくない、かわいい、かっこいいと言われたい、褒められたい、すごいと認められたい、バカにされたくない、見下されたくない、、、、と。

 

 

僕自身も、京都大学に合格するために必死で勉強しましたが、受かったらかっこいいとか認められたいとか、そういう満足感を得るために頑張っていたという要素がかなり大きかったなと感じます。

 

このエネルギーで頑張るのは、もちろん悪くはないのですが、本当に辛いです。笑

とにかく、ひたすら息苦しいんです。

大学に受かってこれをするとか、将来これをやるためにとか、大学でこれを見つけるとか、そういうのは一切ないんです。

 

とにかく受からないと。受からなかったらバカにされる。認められたい。とか。

これのみの気持ちで1年間必死でやり続けるのです。

これはこれで強烈なエネルギーですが、不幸なエネルギーで勉強をし続けないといけなくなるので、精神上かなりストレスがかかります。

 

そして、大学でやることは特になく、無目的に勉強をしているので大学が超つまらなくなります。典型例は、サークルに熱を出し、飲み会と遊びに明け暮れ、気がつけば就活が始まり、とりあえず受かりそうな安全そうな会社を選び、入社し、そこも結局目的なく入っているので会社に入ってもモヤモヤしながら無気力に生きる、、

という流れに極めてなりやすいです。(もちろん例外はあります)

 

 

なので、満足感を求めて努力をするのは、危険なのです。

他者からの優越感や、劣等感、プライドを土台にやるので、これじゃ将来どうしたいかとか自分の人生をどう生きたいのかとか、わかるはずもありません。

 

だからこそ、満足感ではなく、充実感を求めて勉強をしていってほしいなと思います。満足感というのは、感覚的には刺激なんです。

刺激はどれだけ得ても、時間が経てばなくなり、また欲します。

そしてこれには限界がありません。死ぬまで求め続ける人もたくさんいます。

 

 

それとは逆に、充実感というのは、生きがいみたいなもので、自分の軸でこれをやっている時に心が踊るとか、喜びをその努力から得られるとか、そういうものです。

生きがい、に近い感覚です。

 

これを見つけることはかなり難しいのと、

この感覚は本当に直接話さないと伝わらないので笑

直接お話する時があれば、そこでがっつりお話しますね!

 

 

とにかく言いたいのは、満足感を求めるのではなくて、

生きがいや充実感を求めて努力をすることから、

他者と比べて落ち込むとか劣等感を感じるとか、自がいやになるとか、

そういった感情から一気に抜けることができるし、自分が本当にしたいことが見つかります。

それが見つかれば、本当にどの大学にいきたいのか、なぜその大学にいきたいのかが明確にわかって来ます。それがわかれば人は勝手に勉強なんてしますし、勉強法だってその中で勝手に出てくるのです。

 

 

一度、自分が何を求めて勉強しているのかを

考えてみるといいですね!

 

 

少し短くなりますが、今日はこれで終わります。

ありがとうございました。